Neojimuの毎日日記

毎日更新の日記です。

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「カルマの木」感想

最近、モキュメンタリー系の

番組が増えてますね。

少し前までは、年1とかでしたが

頻度が上がって、こういうの好きな

人からしては非常にありがたい。

今回は「カルマの木」を見たから

感想とか考察とかしていきます。

 

話数としては、

「verseA」「verseB」の2話

どちらも30分程度。

Aはyoutube、Bは地上波(TVer)で放送、配信。

www.youtube.com

tver.jp

ストーリーは、

《呂布カルマに密着する予定だった番組》

っとなっていて、呂布カルマのドキュメンタリー

という感じ。

「verseB」→「verseA」と放送されたので

順に内容をざっくり紹介。

 

 

~あらすじ~

verseB

「呂布カルマ」という人物を探すスタッフ。

通行人やKEN THE 390というラッパーにも

尋ねるも、皆、知らないという。

場面は切り替わり、カメラを持ち、

どこかに向かう三島裕也(呂布カルマ)。

三島は自分の誕生日を祝う姿を自撮りしてる形が映る。

三島の独り言を聞くと、

売れない漫画家で最後に勝負する漫画の

ビデオ日記を撮ってるそう。

三島はいろいろなところに出かけるが、

筆が進まず、地元名古屋栄に行く。

そこで幼いころ遊んでいた公園に行くと

ベンチで寝そべる人の姿が。

その人の手には、「例の木」があった。

ここで放送は終わった。

 

verseA

番組冒頭、何かを探す呂布カルマの姿が。

必死に探している様子が見られる。

スタッフは宣伝番組のため、

呂布カルマを密着する。

密着の最中、芸能人のお宝紹介の番組で

自信の大切にしていた「木」が

無くなっていることに気が付く。

すぐさま、外に探しに行く呂布カルマ。

探す呂布カルマを見失い、

スタッフは自宅に向かいうなだれる呂布カルマを

見つけ、「木」を探す密着ロケに路線変更。

だが、ロケ中に滑落し、車いすに乗った状態で

呂布カルマの指示の元、スタッフは海に向かった。

例の木を探しますが、見つからず。

「そもそも「木」なんてあったんですか?」と

スタッフの言葉を最後に、

次の日、行方をくらまします。

スタッフは海に向かうと、

遠くに呂布カルマの姿が、

すると、呂布はスゥウ。。。っと消えていきます。

その足元には例の木があった。

ここで終了。

 

ー感想・考察ー

感想としては、

他のモキュメンタリーに比べ、

ホラー要素が少なく見やすかったし

呂布カルマということでバラエティ感もあった。

「木」という設定を新たにつけるのではなく

元々存在していたものをテーマにしてたので

モキュメンタリーでは必須の「リアルさ」が

ますます出てくる。

 

考察は、ぼちぼちといった感じ。

分かったことを一つずつ書いてこう。

まず、AとBは違う世界線の呂布カルマである。

Aは、ラッパーとして活躍する"呂布カルマ"。

Bは、漫画家として活動してる"三島裕也"

この三島裕也っていうのは呂布カルマの

本名である。

このことが分かる根拠としては、

Aの4:28で「自分は三島として生きてたら

漫画家として生きてると思う。」という

発言から予測される。

 

Aで呂布カルマが消えた後、

Bの最初、呂布カルマについて尋ねる

スタッフがいたのですが、

そのスタッフは、Aで密着ロケをしていた

スタッフだと思われる。

そのスタッフは、探し疲れた果て、

道端で座り込む。

このシーンが、場面転換した時の

シーンだと思われる。

その後、走るシーンがあるのだが、

その様子は三島がスタッフのカメラを

持ち逃げしたという事が分かる。

持ち逃げした理由としては、

単に、自分のビデオ日記が録りたかった

のではないでしょうか。

このようにAからBにつながったと

自分は考える。

そして、Bのラスト。

公園で寝込んでる人を見つけますが、

それはきっと、密着ロケしてたスタッフだと。

服装、木、からそう推測できる。

だから、なんなんだ?と言われたら

ただ、それがスタッフであること以外

なんでもないのだが。。。

何故、呂布カルマを訪ねても

誰も知らないのか、という点に関しては

「呂布カルマが消えたから存在もろとも消えた」

  ↳三島裕也の存在が現れた?

という感じなのでしょうかね。

消えた理由も、木についても、

正直謎でしかありません。

意味不明ですね。

制作陣は、残念ながら大森さんはいませんが

張替さんや鈴木さん等、

「滑稽」「SIXhack」などを手掛けた方と

いいメンバーです。

脚本は、板谷洋さんという

あまり聞きなじみのない方なので

今後の活躍に期待ですね。

 

結論を言うと、実は12/3に行われた

ラップ大会のタイアップモキュメンタリーなんです。

ps.nikkei.com

宣伝番組とは思えないクオリティーでしたね。

ところどころ、意味不明でしたけど

面白かったですわ。

知らないところでフェイクモキュメンタリーが

放送されてるんで、

情報の網をいたるところに

張っておかないといけませんわ。