とても最近の話のだが、
自転車の鍵を屋根に乗っけて
しまったことがあった。
やってしまった。
というよりかは、
やっちまった。かな。
まあ、
たいして変わらないが。
乗っけるということは、
必ずしも理由がある、
ということなんですよね。
バカみたいな理由ですが、
「外って天井無いから広い！」
と、空を見上げて思い、
「じゃあ、鍵投げて広さを感じよう！」
と、空の偉大さの興奮してしまって
鍵を投げて遊んでいたんです。
まあ、ここまできたら理由は明白だと思う。
鍵を上に投げればいいものの
変な方向にブン投げてしまい、
見事に屋根に乗っかった。
「勢いで落ちてこねえかな？」
と、余裕をこいていたが
実際は少しは動いたものの
雨を流すパイプに着陸。
あーあ。
絶望が身に染みる。
でも、浮かれ気分は抜けなかった。
「これ、家の鍵だったら
家入れないところやったなー」とか
思いつつ、屋根に一番近いところに行った。
どうにかとろうと家で一番長い棒を持ってきて、
手探り状態で棒を振り回した。
唯一も救いだったのが、鍵の位置が見えたこと。
結果的に、
棒なんか使わなくても鍵は取れた。
まあ、鍵は取れてよかった。
パイプだったのでとても汚かった。
まあ、取れただけいいか。
